個人宅の部分解体が増えている？
解体業者というと、ショベルカーなどの重機を使って建物をバリバリと剥がして解体していき、トラックに木材をバランスよく重ねていくといった作業をイメージされる方も多いかもしれません。
近年、門やお庭の木々、ブロック塀などを取り払い、より介護をしやすくするために玄関前まで車が入れるようにエクステリア工事を行うなど、個人宅の門周りなどの外構工事を行う方が増えてきているようです。
これは、高齢化によって玄関周りの段差やアプローチ部分が歩きにくいのでバリアフリー化を行い、フラットな空間を作ることを希望されている方が増えた、防犯上の理由から玄関先の見通しをよくするためにあえて塀を作らない方が増えたというのも理由の1つだといえます。
よくテレビでタレントさんが古い家屋の部分解体を行って内装工事をDIYされている方がいますが、室内についての部分解体は、壊してよい部分と構造上、あるいは耐震上残さなければならない部分があるので、ご自分の判断で部分解体を行うことはおすすめできません。
また床面積の広さによって、申請を出さなければならないなど、制度面でも、業者に依頼することをおすすめします。
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